
「網戸」は修繕に含まれる?大規模修繕時の張替え対応と入居者負担の境界線
この記事で分かること
✅ 網戸は「専有部」?「共用部」?法的な立ち位置
✅ 大規模修繕で「一斉張替え」をすべき3つの理由
✅ 「オーナー負担」と「入居者負担」の境界線
✅ スムーズに進めるための「回収・保管」の注意点
「外壁はきれいになったけど、網戸がボロボロで目立つ…」
「足場があるついでに、網戸も直してほしいと要望が来た」
「網戸の修理代って、オーナー持ち?それとも入居者?」

大規模修繕工事において、意外と盲点になり、かつトラブルになりやすいのが「網戸」の扱いです。
外壁やバルコニーがピカピカになっても、網戸が破れていたり、黒ずんで汚れていたりすると、建物の美観は大きく損なわれます。
しかし、「網戸は誰の持ち物か(共用部か専有部か)」という定義が曖昧なため、
「修繕積立金で直すべきか」「入居者に負担させるべきか」で意見が割れることがよくあります。
この記事では、大規模修繕における「網戸」の正しい扱い方と、トラブルを避けるための費用負担の境界線、
そして足場がある今だからこそ「一斉張替え」を推奨する理由について解説します。
「網戸も含めて見積もりしてほしい」
\細かなご要望も柔軟に対応します!/
そもそも網戸は誰のもの?「共用部」か「専有部」か
結論から言うと、網戸は一般的に「専用使用権のある共用部分」と扱われるケースが大半です。
これは、玄関ドアやバルコニー、窓ガラスと同じ扱いです。
¥ 
日常の管理は「入居者負担」が基本
標準管理規約では、専用使用部分(バルコニーなど)の「通常の使用に伴う管理」は、
専用使用権を持つ者(入居者・区分所有者)の責任で行うこととされています。
つまり、「子供が破った」「経年劣化で穴が開いた」程度の日常的な補修は、入居者が自費で行うのが原則です。
大規模修繕時は「管理組合(オーナー)負担」が可能
しかし、大規模修繕工事のような「計画修繕」においては、例外的に「修繕積立金を使って一斉に行う」ことが認められています。
(※管理規約や総会決議によりますが、多くのケースでそのように運用されています)
なぜなら、網戸を一斉にきれいにすることは、個人の利益だけでなく、
「建物全体の美観向上」や「資産価値の維持」につながるからです。
足場がある今がチャンス!大規模修繕で「一斉張替え」すべき3つの理由
「破れている部屋だけ直せばいいのでは?」と思うかもしれませんが、
大規模修繕のタイミングで「全戸一斉張替え」を推奨するのには、明確な理由があります。
理由1:足場がないと危険・不可能な場所がある

これが最大の理由です。
1階やベランダ側の網戸なら入居者自身でも外せますが、
「高層階の窓」や「足場がないと届かない固定網戸」の場合、個人でのメンテナンスは不可能です。
大規模修繕で足場が組まれている時こそ、普段手の届かない網戸を安全にメンテナンスする唯一のチャンスなのです。
理由2:建物の「美観」が統一される
外壁塗装を行って建物がきれいになっても、網戸が「ある部屋は真っ黒」「ある部屋はグレー」「ある部屋は破れている」という状態では、
外観の印象がチグハグになり、古臭さが残ってしまいます。
全戸一斉に「新しい黒の網(視認性が良い)」などに統一することで、建物全体が引き締まり、リニューアル効果が最大化します。
理由3:スケールメリットで単価が下がる
入居者が個別に業者を呼んで張り替えると、出張費などがかかり割高(1枚数千円〜1万円)になります。
しかし、大規模修繕工事として数百枚単位で一括発注すれば、1枚あたりの単価を大幅に抑えることができます。
結果として、管理組合やオーナー様にとってもコストパフォーマンスの良い投資となります。
「細かい箇所まで徹底的にきれいにしたい」
\ミヤケンの施工事例をご覧ください/
費用負担の境界線とトラブル回避のコツ
一斉張替えを行う際、「どこまでオーナー(組合)負担にするか」を明確にしておかないと、後で揉める原因になります。
基本ライン:「網の張替え」は全戸負担、「枠の交換」はケースバイケース

- 網の張替え・ゴム交換:
経年劣化とみなし、修繕積立金から全戸分を支出するのが一般的です。
「うちは破れてないからやらなくていい」という希望を聞き入れると、
管理が煩雑になるため、「全戸実施」で統一するのがスムーズです。 - サッシ枠・戸車の破損:
網戸の枠自体が歪んでいたり、動かない(戸車の破損)場合。
これが経年劣化なら修繕費ですが、入居者の過失(ぶつけて曲げた等)であれば個人負担とするケースもあります。
ただし、古い物件では区別が難しいため、戸車交換までは修繕費に含めることが多いです。
ペットによる破損はどうする?

明らかに「猫が引っ掻いてボロボロにした」ようなケースでも、大規模修繕での一斉張替えの際は、
区別せずに修繕費で直してしまうのが一般的です。
一軒一軒原因を特定して請求するのは、管理コストがかかりすぎるためです。
その代わり、「次回以降の破損は個人負担ですよ」と周知徹底することが重要です。
実施時の注意点!網戸の「回収」と「保管」
網戸の張替え工事は、外壁塗装のように「勝手にやっておいて」とはいきません。
入居者の協力が必要不可欠な工事です。
網戸を一度「預かる」必要がある
張替え作業は、一度網戸を枠から外し、作業スペース(エントランスや集会所など)に持ち込んで行います。
そのため、「在宅時に網戸を外してもらう(または業者が入室して外す)」という調整が必要です。
ベランダ側は外から外せますが、通路側は室内からの作業が必要な場合もあります。
工事期間中(数日〜1週間程度)、網戸がない状態になることがあります。
「虫が入るから困る」というクレームを防ぐため、エアコンの使用時期(夏場)を避けたり、回収から設置までを短期間で済ませる工程管理が重要です。
特殊な網戸(プリーツ網戸など)は対象外?
最近増えている「プリーツ網戸(アコーディオン式)」や「ロール網戸」は、
一般的な張り替えができず、「ユニットごとの交換(高額)」になるケースがあります。
これらは対象外とするか、別途オプション工事(希望者のみ有償)とするか、事前に決めておく必要があります。
「入居者への案内や調整も任せたい」
\経験豊富なスタッフがサポートします/
まとめ:網戸は「住み心地」の要。足場があるチャンスを逃さないで
網戸は小さな設備ですが、通気性や虫の侵入防止など、入居者の日々の快適性に直結する重要なパーツです。
また、外から見たときに網戸がきれいだと、建物全体が引き締まって見え、資産価値向上にも寄与します。
「足場がないと張り替えられない網戸」がある以上、大規模修繕は絶好の機会です。
費用負担や工事の手順さえしっかり計画すれば、比較的低コストで入居者満足度を上げられる「コスパの良い修繕」と言えます。
私たち株式会社ミヤケンでは、塗装工事だけでなく、網戸の張替えや不用品の撤去など、
建物全体の美観と機能を向上させるためのトータルサポートを行っております。
「ついでにここも直せる?」といったご相談も大歓迎です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
網戸の張替えも含めたお見積もりも可能!
\まずは無料診断から始めましょう/
私たち(ミヤケン)は、地域社会への貢献活動にも力を入れています。
▶全国規模のボランティア団体!塗装ペインターズの情報はこちら
▶【前橋市市長にも表彰されました】地元恩返しプロジェクトはこちら
▶代表宮嶋の想い ミヤケン創業物語はこちら
ピックアップメニュー
PICK UP MENU
お問い合わせ
CONTACT

お電話でご相談したい方はこちら
-
お気軽にお問い合わせください!
- 相談
- 見積
- 診断
無料



