
外壁塗装の色選びで失敗しない!入居者に愛されるマンションデザインの法則
この記事で分かること
✅よくある色選びの「失敗パターン」
✅プロが実践するデザインの「黄金比率」
✅「汚れ」や「色あせ」に強い色の選び方
✅最終決定前に必須の「カラーシミュレーション」のコツ
「前回と同じ色でいいか…」
「好みは分かれるから、無難な白で…」
「流行っているから、あの色に…」
大規模修繕における「外壁塗装」。
これは単に建物を保護する(防水する)ためだけの作業ではありません。
アパート・マンションの「顔」である外観を、今後10年以上にわたって決定づける、極めて重要な「デザイン戦略」です。
入居希望者が物件を探す際、最初に目にするのは「外観の写真」です。
「この物件、なんだか古臭いな」「安っぽく見える」と思われれば、間取りや家賃を見る前に候補から外されてしまいます。
逆に、デザイン性が高く、清潔感のある外観は、「住みたい!」という入居希望者の意欲を直接的に刺激し、
結果として「入居率の向上」や「資産価値の維持」に直結します。
この記事では、「なんとなく」で色を選んで失敗しないために、
汚れが目立たず、高級感を演出し、入居者に「愛される」ための、外壁デザインの黄金法則を徹底的に解説します。
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【法則1】なぜ失敗する?「残念な外壁」になってしまう5つの原因

10年以上も物件の「顔」となる色選び。まずは、なぜ多くの人が失敗してしまうのか、その典型的な原因を見ていきましょう。
原因1:汚れが目立つ「真っ白」と「真っ黒」
「清潔感」を求めて真っ白に、「高級感」を求めて真っ黒に。どちらも理論上は正しいですが、外壁としては最も汚れが目立つ色です。
真っ白は「排気ガスの黒ずみ」や「コケ・カビ(緑)」が、
真っ黒は「ホコリ(白)」や「鳥のフン(白)」が目立ち、数年で「汚れた物件」という印象を与えかねません。
原因2:色あせが早い「原色(赤・黄・紫)」
個性を出そうと、アクセントに鮮やかな赤や黄色を使うケース。
これらの色は「紫外線」に非常に弱く、他の色よりも早く色あせ(退色)が始まります。
塗装直後は美しくても、5年後には「管理されていない古い物件」に見えてしまうリスクがあります。
原因3:高級感がなくなる「のっぺり単色」
コストを抑えようと、建物全体を「ベージュ1色」や「グレー1色」で塗りつぶしてしまうケース。
確かに無難ですが、デザイン的なメリハリ(立体感)がなく、安っぽい印象や「古い団地」のような印象を与えてしまいます。
原因4:周囲から浮きすぎる「奇抜な色」
「目立ちたい」という一心で、周囲の街並み(住宅街、オフィス街)と全く調和しない派手な色を選ぶケース。
入居者に敬遠されるだけでなく、近隣からのクレームの原因にもなります。
自治体によっては「景観ガイドライン」で色の基準が定められている場合さえあります。
原因5:「小さな色見本」だけで決めてしまう
最大の失敗原因です。A4サイズ以下の小さな色見本(カタログ)だけで「この色が良い」と決めてしまうこと。
色は「面積効果」と言って、面積が大きくなるほど「明るい色はより明るく」「暗い色はより暗く」見えます。
「見本ではちょうど良かったのに、塗ってみたら白すぎて安っぽい…」という悲劇が起こります。
【法則2】プロは必ず守る!配色の「黄金比率 70:25:5」

では、どうすれば「まとまり」があり「洗練された」印象を与えられるのでしょうか。
その答えは、ファッションやインテリアの世界でも使われる「配色の黄金比率」にあります。
色選びに迷ったら、使用する色を「3色」に絞り込み、以下の比率で配置することを強く推奨します。
① ベースカラー(70%):建物の印象を決める「胴体」
- 役割: 外壁の大部分を占める、最も面積の広い色。
- 推奨色: アイボリー、ベージュ、ライトグレーなど、明るめの中間色。
- ポイント: この色が、原因1で挙げた「真っ白」や「真っ黒」だと汚れのリスクが高まります。
汚れが目立ちにくい、少し色味のある明るい色を選ぶのが王道です。
② アソートカラー(25%):メリハリをつける「副主役」
- 役割: ベースカラーを引き締め、建物に立体感と個性を与える色。
- 配置場所: バルコニーの外壁、1階部分、縦のラインなど。
- 推奨色: ブラウン、ダークグレー、ネイビーなど、ベースカラーより濃く、重厚感のある色。
- ポイント: この色をどう配置するか(ツートンカラーなど)で、建物の印象がスタイリッシュにも、重厚にも変わります。
③ アクセントカラー(5%):遊び心と高級感を出す「小物」
- 役割: 面積は小さいが、最も目立つ「差し色」。
- 配置場所: 玄関ドア、窓枠、階段や手すりなどの鉄部、雨樋など。
- 推奨色: ブラック、ダークブラウン、ホワイトなど、全体を「締める」色。
- ポイント: ここで赤や黄などの原色を使うと色あせリスク(原因2)がありますが、
鉄部など部分的ならメンテナンスもしやすいため、あえて個性的な色(例:ブルー、グリーン)を使う上級テクニックもあります。
この「70:25:5」を意識するだけで、「のっぺり単色(原因3)」や「奇抜すぎる(原因4)」といった失敗を確実に防ぐことができます。
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【法則3】「美観維持」が最優先!汚れ・色あせに強い“賢い”色とは

デザイン性と同じくらい重要なのが、「10年後もキレイが続くか」という機能性の視点です。
「汚れが目立たない」最強の色は「中間色」
外壁の汚れの主な原因は、「砂ボコリ(黄土色)」「排気ガス(黒)」「コケ・カビ(緑)」です。
これらの汚れを「目立たせない」色とは、ズバリ、これらの汚れの色に近い「中間色」です。
- 最強:グレー(黒ずみも白ボコリも両方ごまかせる)
- 優秀:ベージュ、アイボリー(砂ボコリに強い)
- 優秀:ブラウン(汚れが目立たないが、暗すぎるとホコリが目立つ)
ベースカラー(70%)にこれらの色を選ぶことが、「美観維持」の最大のポイントです。
また、最近は「低汚染塗料」という、雨で汚れを洗い流す機能(セルフクリーニング)を持つ塗料も主流です。
色選びと同時に「塗料の機能」にも注目しましょう。
「色あせ(退色)」に強い色、弱い色
色あせは、塗料に含まれる「顔料」が紫外線のエネルギーで破壊されることで発生します。
- 色あせに【強い】色:
白、黒、青、(化学的に安定した顔料) - 色あせに【弱い】色:
赤、黄、紫(鮮やかな色ほど紫外線の影響を受けやすい)
「目立つから」とアクセントカラー(5%)に赤や黄色を使いたい場合は、
耐用年数の長い「フッ素塗料」や「無機塗料」を選ぶ、または「色あせしやすい」ことを理解した上で採用することが重要です。
【法則4】入居者に「選ばれる」ためのトレンドとターゲット戦略
「汚れが目立たない」という機能性だけでは、入居者の心は掴めません。
ここでは、ライバル物件と差をつける「デザイン」の視点を解説します。
近年の人気トレンド3選
- スタイリッシュ・モダン(ダーク系)
ベースを明るいグレー、アソートに濃いネイビーやブラックを使い、クールで都会的な印象に。
単身者やDINKs向け物件に人気です。(※黒はホコリが目立つため、低汚染塗料が必須) - ナチュラル・アースカラー(ブラウン系)
ベージュのベースに、ブラウンやテラコッタ(レンガ色)を合わせるデザイン。
温かみと安心感があり、ファミリー向け物件や緑の多い立地に調和します。 - クラシック・重厚感(ツートン)
1階部分と2階以上で色を分けるツートンカラー。
1階に濃い色(ブラウンやダークグレー)を置くことで、ドッシリとした安定感と高級感を演出できます。
ターゲット層(入居者)に合わせた色選び
あなたの物件の「メインターゲット」は誰ですか? その人たちに好まれる色を選ぶことが「入居率改善」の鍵です。
- ファミリー層: 温かみ、安心感。→ ベージュ、アイボリー、ブラウン系
- 単身者(学生・社会人): スタイリッシュ、清潔感。→ グレー、ネイビー、ホワイト系
- 女性単身者: 上品さ、清潔感。→ 明るいベージュ、パステル調(淡い色)、白×ブラウンなど
「ただ直す」のではなく、「ターゲットに刺さるデザイン」にアップデートする。
これが、大規模修繕を「投資」に変える思考法です。
「ウチの物件、どんなデザインが合う?」
まずは建物の現状をプロに相談!
【法則5】契約前に必須!後悔しないための「最終確認」3ステップ

デザインの方向性が決まったら、いよいよ最終決定です。
ここで「失敗の原因5(小さな見本だけで決める)」を回避するための、プロセスの確認です。
ステップ1:「カラーシミュレーション」で全体像を見る
まずは、施工業者に依頼し、建物の写真を使った「カラーシミュレーション」を作成してもらいましょう。
「70:25:5」の比率を当てはめ、アソートカラーの配置(縦ライン?横ライン?)を変えるなど、複数のパターンを比較検討します。
シミュレーションはあくまでPCのモニター上の「CG」です。実際の色味とは必ずズレが生じます。
シミュレーションだけで色を決定するのは絶対にNGです。
これは「デザインの方向性」を決めるためと割り切ってください。
ステップ2:「塗り板(A4以上)」を「屋外の太陽光」で見る
シミュレーションで候補を3パターン程度に絞ったら、
業者に「A4サイズ以上(できればA3)」の塗り板(実際に使用する塗料を塗った板)を作成してもらいます。
そして、その板を「必ず屋外で」「晴れた日の昼間」と「曇りの日の夕方」に見比べてください。
室内(蛍光灯)で見る色と、屋外(太陽光)で見る色は全く異なります。
「面積効果」を意識し、「思っているよりワントーン暗い色」を選ぶのが成功のコツです。
ステップ3:「周辺環境」と「景観ガイドライン」を確認する
塗り板を持って、実際の建物の前に立ち、お隣の建物や街並みとの調和を確認します。
「ウチだけ浮いていないか?」を客観的にチェックしましょう。
同時に、自治体の「景観ガイドライン」(例:京都や軽井沢、特定の高級住宅街など)で
色の彩度(鮮やかさ)に制限がないか、業者に最終確認してもらいます。
まとめ:外壁塗装は「機能」と「デザイン」の戦略的投資である
大規模修繕における外壁塗装の色選びは、単なる「塗り替え」ではありません。
今後10年以上の「入居率」「資産価値」「美観」を左右する、非常に重要な「戦略的投資」です。
愛されるデザインの法則 おさらい
・失敗パターン(汚れ、色あせ、単色、奇抜)を避ける。
・色の比率は「黄金比率 70:25:5」で3色にまとめる。
・「汚れが目立たない中間色」をベース(70%)に選ぶ。
・ターゲット層に合わせた「トレンド」を取り入れる。
・必ず「大きな塗り板」と「シミュレーション」で最終確認する。
これらの法則を押さえるだけでも、失敗の確率は劇的に下がります。
しかし、建物の形状や立地、ターゲット層によって「正解」は異なります。
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