- 大規模修繕の豆知識
- 2025.07.18
【完全保存版】大規模修繕の見積もりで損しないための5つのチェックポイント
大規模修繕の「見積もり」、そのまま信用していませんか?
マンションの大規模修繕は、数千万円から数億円に及ぶ非常に大きな投資です。
このとき提出される「見積書」は、管理組合が適正価格を判断する唯一の材料。
しかし、専門知識がないまま金額だけを比較してしまうと、
後で「こんなはずじゃなかった…」というトラブルになりかねません。
ここでは、見積書の落とし穴を避け、適正で信頼できる工事を発注するために、
必ず確認しておくべき5つの重要なチェックポイントを解説します。
1.「数量と単価」が正確に記載されているか?
◾ なぜ重要?
大規模修繕の見積もりでは、
面積や数量(㎡、mなど)と単価(円/㎡など)の組み合わせがすべての基本。
これが不明瞭だと、水増し請求・内容のごまかしが可能になってしまいます。
◾ 確認すべきポイント
・「仮設工事 一式 ○○万円」だけの記載は✕
・各工事項目(防水、塗装、シーリング、下地補修など)が工程ごとに分かれているか
・各部位に数量・単価・小計がきちんと記載されているか
対策:「数量内訳明細書(積算根拠)」が添付されている業者は信頼度が高いです!
2.「工事範囲」と「現地調査結果」が一致しているか?
◾ ありがちな問題
・実際に傷んでいる場所が見積もりに入っていない
・図面上の面積と現地の状況が合っていない
◾ 対策ポイント・現地調査報告書とセットで見積もりを確認
・写真付きでシーリング材:高耐候タイプ/変性シリコンなどグレードは記載されているか?
・材料メーカー名と品番まで記載されているかを必ず確認!
4.保証内容・アフターサービスが明記されているか?
◾ 見落とされがちですが、非常に重要!
・工事後にトラブルが起きたとき、保証があるかないかで対応は大きく変わります。
◾ 必ず確認すべきポイント
・部位ごとの保証年数(例:防水工事10年、塗装工事5年など)
・保証書の発行タイミング
・点検・補修対応の有無(例:1年点検、3年点検など)
・瑕疵保険への加入有無(JIO、まもりすまい保険など)
アフターサービスまでが大規模修繕の“品質”です。
5.相見積もり比較で“内容の根拠”を精査すること
◾ 金額だけ比べていませんか?
見積金額が安い業者ほど、施工範囲や品質が削られている可能性があります。
見積もりが高い場合も、長寿命・手厚い保証・高品質材料など、納得できる理由があることも。
◾ 比較するときのポイント
・比較項目 見るべきポイント
・工事範囲 屋上・廊下・バルコニーなど全て含まれているか?
・材料 グレード・種類・塗布回数は明記されているか?
・単価 異常に高くないか?周辺相場と比較を
・保証 保証年数と補償範囲は?
・担当体制 現場監督・現場代理人の常駐頻度など
「高い理由」「安い理由」を説明できるかどうかが、誠実な業者か見極めるポイントです!
まとめ:適正な見積もりとは「数字」+「内容」+「根拠」の3点セット
見積もりを判断するには専門的な知識が必要ですが、
管理組合側も「最低限見るべきポイント」を押さえておくことで、
不要な工事・不誠実な契約・将来のトラブルを避けることができます。
価格や仕上がりにこだわりつつ、機能性にも重点をおきたい方は、
実績豊富なミヤケンにお問い合わせください。
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